辻くんブログ

思ったことや感じたことをつらつら書いていきます!

大学生活前半でやっておくべき3つの事。

以前、ツイッターで下のような投稿をし、投稿を募りました。上回生や社会人が答えてくれた内容をもとに、僕なりにまとめてみました。

 

①己を知る。

 

鍵@Masaki_2G 様々な人の価値観に触れて自分の中で常にどう思うか、それはなぜかを問うこと。(手段は日本一周だろうがサークルだろうがインターンだろうが書籍だろうが構わないけど)

 

この2つの投稿にあるように、まず自分がどこまで頑張れるのかであったり、自分の思想やそれがもたらす傾向について知ることは、大学生活前半でやっておくべきでしょう。大学生活の前半は、新しい生活に慣れていくとともに、あっという間に過ぎます。そして目の前の事に追われ、自問自答する機会も少なくなり、ただ日々を”こなす”だけになってしまいがちです。

日常の中で、自分とは何か、について知ろうとすること、そして若きうちに己の限界値をある程度知っておくことはとても重要になってくるでしょう。

 

②世界を知る

 

週刊ダイヤモンドを読む!笑 経済学部に限る話やけどこれ読んでたら普段の大学の授業がいかに有効か分かる!笑

 

①で「己を知る」ことの重要性を書きましたが、同時に、世界を知ることも重要になってきます。逆に言えば、世界を知ることでしか、己を知ることはできないとも思います。自己を定義する時、より強固な自己を確立するためには、相対性の世界に身を投じる必要があります。世界を知り、自分とは違う考えに触れ、それに対する批判的な精神こそが、自己を確立する礎になります。

また、世界を知る必要性が生じるのは、そもそも高校生のうちに知っている世界というのが狭すぎるからです。

高校から大学に入れば、その自由度は格段に高まります。自分でできることが増えるので、「世界って広い!大学ってなんでもできる!」と大学入学後2か月程度の浅はかな経験から思ってしまいがちです。しかし、大学生活の4年間で出来ることは、思っている以上にたくさんあります。「なんでもできる」とはどういうことなのか、そもそも何をすべきなのか、を本や人や授業やインターンから学び取っていく事も重要です。

 

③単位を取る。

 

 鍵 大学の勉強。3・4年あたりで自分に専門性つかないまま卒業していくことに悲観してしまわないように・・・。

 

リプライをしてくださった皆さんは、多くが大学の授業以外の課外活動をしている人達でした。その中でも、一番多くの回答が「単位を取る」だったのは、少々驚きました。しかし、僕も同意見です。

このブログを読んでいる人の中でも「大学のうちに何かしたい!」と志高く考えている人も多くいるでしょう。しかし、先輩の多くは「単位を取る」ことを後輩に勧める行動として意見を共にしている事も知っておいてほしいと思います。

 

AIの発達やグローバル化に伴い、人間に求められる能力の一つとして、高度な専門性が挙げられるようになりました。一般に専門性を身に着けるためには10000時間かかると言われていますが、1日6~7時間(授業にして4限)を毎日続ければ、だいたい4~5年で10000時間になります。様々な諸条件はあるでしょうが、理論上大学生活で専門性を身に着けることは可能です。

専門性を身に着けられるだけの環境と時間がありながらそれをせず、小手先のスキルだけで大学を卒業してしまうのが最も残念な事だと思います。

まず、目の前にある自分の学問をないがしろにしないようにしてください。様々な課外活動をしている先輩がかっこよく見えることもあるでしょう。しかし、学問をおろそかにしては本末転倒です。勿論、転部や編入といった道もあるので、今の学問を興味ないながらいやいややる必要もありませんが、そうだとしたら、その現状を有り余るぐらい悲観的にとらえ、次の行動をどう移すべきか、真剣に考えるべきだと思います。

 

さて、①②③の3つにまとめてみました。

「やっておくべきこと」という題では様々な意見が出ましたが、

「避けるべきこと」では、僕は同じ意見が出るのではないか、と思います。

それは、

 

「なんとなく過ごさない」

 

です。

前述しましたが、大学生活はその自由度を含めて、それまで生きてきた生活とは全く違うものです。全く違うものですが、同時にある程度の見えない制約もあります。

それは、「授業」×「サークル部活」×「バイト」のサイクルになることです。一見、自由な大学生活ですが、ひとたびやる事が決まれば、ある一定のサイクルが生まれます。これが見えない制約です。恐らく6月ぐらいからこの生活サイクルに入ってくると思われます。

勿論、このサイクル自体は問題ではありません。ただこれらの生活をこなしてしまうことが問題なのです。大学を卒業するころには、いかなる生活も「楽しかった」と片づけてしまうことが出来ます。「充実していた」と言い聞かせることが出来ます。

本当にやりたい事をできているのか、思い描いた大学生活なのか、は今一度考えるべきだし、自問自答を繰り返すことや、出会ったことのないものに触れる事は有り余る時間を持つ大学生活だからこそできる事でしょう。

 

こんなことを言うのも何様な話ですが、自分自身が巻き戻せたら巻き戻したい大学生活を送ってきたというのもこれを書いている理由でもあります。

是非、前途洋々な大学1,2回生の皆さんには、真に素敵な大学生活を送ってほしいと思います。

 

では!!